書誌事項

吉良上野介を弁護する

岳真也著

(文春新書, 285)

文藝春秋, 2002.11

タイトル読み

キラ コウズケノスケ オ ベンゴ スル

大学図書館所蔵 件 / 64

内容説明・目次

内容説明

「忠臣蔵」では、浅野内匠頭と浪士たちは正義の側に立つ“善”、上野介は意地悪で怯懦な“悪”とされているが、はたしてそれは本当か?著者が丹念に史料を読み込んでみたら、内匠頭への賄賂の強要もイジメもなかった、藩同士が塩の販売をめぐって争っていたわけでもなかった、さらには「討ち入り」の際、上野介は刀を振るって戦死していた等々、世の常識をくつがえす事実ばかり。かくして著者は結論づける—上野介こそ“被害者”だったのだ、と。

目次

  • 第1章 刃傷・松の大廊下—事件の核心は闇のなか
  • 第2章 吉良の系譜—上野介は名君だった
  • 第3章 両者の出会い—“エリート”VS.“おぼっちゃま”
  • 第4章 「遺恨」の実体—諸説の真偽を検証する
  • 第5章 「城明け渡し」以後—内蔵助の迷いと吉良邸移転の謎
  • 第6章 打ち入りの真相—上野介は“戦って”死んだ
  • 吉良家のその後など—むすびにかえて

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA59687565
  • ISBN
    • 4166602853
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    206p
  • 大きさ
    18cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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