書誌事項

江戸川柳で読む忠臣蔵

阿部達二著

(文春新書, 286)

文藝春秋, 2002.11

タイトル読み

エド センリュウ デ ヨム チュウシングラ

大学図書館所蔵 件 / 46

注記

参考文献・図書一覧: p211-213

内容説明・目次

内容説明

歌舞伎評論でも知られた作家・戸板康二にとって、「忠臣蔵」の主人公はあくまで「塩冶家家老・大星由良之助」であり、「赤穂藩家老・大石内蔵助」の名は咄嗟に思い出せなかったという。赤穂浪士たちの物語は、三百年にわたり日本人に愛され、落語、講談、映画など様々なかたちで取り上げられてきたが、江戸の庶民にとっても、それはすなわち歌舞伎の『仮名手本忠臣蔵』のことだった。実録・創作ない交ぜの「忠臣蔵世界」を、川柳を通じて味わいつくす。

目次

  • 「太平記」の世界
  • 兼好の不首尾
  • 演劇史の生きた資料
  • 兜改め
  • 若狭助の恨み
  • 「仮名手本」の先行作
  • 松切り
  • 駆け出す本蔵
  • 進物
  • 重きが上の小夜衣〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

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