湯川秀樹の世界 : 中間子論はなぜ生まれたか
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湯川秀樹の世界 : 中間子論はなぜ生まれたか
(PHP新書, 229)
PHP研究所, 2002.12
- タイトル読み
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ユカワ ヒデキ ノ セカイ : チュウカンシロン ワ ナゼ ウマレタカ
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注記
参考文献: p223-224
内容説明・目次
内容説明
一九四九年、四十二歳で日本人初のノーベル賞受賞に輝いた湯川秀樹。それは、中間子論の提唱から十五年後のことだった—。欧米の研究者たちが原子の構造を次々と解明してゆく物理学の熱狂時代、二十代の秀樹は当時最大の「謎」に真正面から挑み、「新粒子」理論に辿りつく。当初、学会では無視され、外界は戦争へ突入してゆくが、時代は着実に彼の「予言」に導かれてゆくことになる。その半生のドラマを通して、中間子論の真の価値を明らかにした、湯川秀樹ノンフィクションの決定版。
目次
- プロローグ 戦乱と研究
- 第1章 大発見の連鎖—十九世紀末
- 第2章 原子の構造に迫る—一九〇三年〜一九一三年
- 第3章 “自分の世界”への静かなる挑戦—一九一四年〜一九三二年
- 第4章 新しい粒子を求めて—一九三二年〜一九三四年
- 第5章 国際舞台での苦闘—一九三四年〜一九三九年
- 第6章 日本人初のノーベル賞受賞—一九三九年〜一九四九年
「BOOKデータベース」 より