二等兵物語
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二等兵物語
(双葉文庫)
双葉社, 1986.7-
- 五里霧中の巻
- 南方要員の巻
- 決戦体制の巻
- タイトル読み
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ニトウヘイ モノガタリ
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二等兵物語 (五里霧中の巻)
1986
限定公開 -
二等兵物語 (五里霧中の巻)
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二等兵物語 (南方要員の巻)
1987
限定公開 -
二等兵物語 (南方要員の巻)
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内容説明・目次
- 巻冊次
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五里霧中の巻 ISBN 9784575500936
内容説明
昭和19年、娯楽雑誌の編集をしていた私に召集が来た。6月15日、会津若松・鶴ケ城下、東部二四部隊の営門をくぐったのである。軍隊、それは想像を絶する別世界であった。あらゆるタイプの人間が雑居する社会の縮図ともいうべきところだった。そして、各々にそれぞれの運命が待っていたのである。軍隊社会の底辺から処世の真髄を描いた不朽大作。
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南方要員の巻 ISBN 9784575501391
内容説明
〈馬はカネを出さなければ買えないが、おまえたちは葉書一枚〉人権蹂躙もはなはだしい暴言だが、言われたほうも人権を認めてもらいたいと思っている者はほとんどいないようであった。それどころか、滅私奉公のうたい文句におどらされていたのが、人間性を無視していられるようになって一人前の兵隊になっていった。それが軍隊というものであった。
- 巻冊次
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決戦体制の巻 ISBN 9784575501438
内容説明
連日連夜、日本全土は敵の空襲にさらされ、大都会は片っぱしから焼土と化していった。戦争はいつまで続くのであろうか。緊迫した時局の中で二等兵は悪あがきもせず、流水浮雲の心境であった。閉ざされた軍隊社会の底辺から一兵隊がみた“戦争”と“人間”を軽妙酒脱なタッチで描写した不朽の名作。〈五里夢中の巻〉〈南方要員の巻〉に続く最終巻。
「BOOKデータベース」 より