流沙の塔
著者
書誌事項
流沙の塔
(新潮文庫, ふ-25-6,
新潮社, 2002.12
- 上巻
- 下巻
- タイトル読み
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リュウサ ノ トウ
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注記
上巻,下巻ともに地図あり
平成10年5月朝日新聞社より刊行され、平成12年11月朝日文庫に収録
内容説明・目次
- 巻冊次
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上巻 ISBN 9784101343167
内容説明
人骨の柄に狼を刻んだナイフが左胸を貫き、真紅の薔薇の花びらがちりばめられた屍体—。横浜で起きたロシア女殺しの手口と、広東省・梅県の事件は酷似していた。育ての親・張龍全の命を請けた海津明彦は、背後を探るべく、梅県へと飛ぶ。黒社会の覇権を争う秘密結社・哥老会と三合会の抗争、香港駐屯権をめぐる公安の暗躍。そして…。中国を揺さぶる闇を圧倒的スケールで抉る。
- 巻冊次
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下巻 ISBN 9784101343174
内容説明
横浜と梅県の殺人の裏には、思いもよらぬ構図が隠れていた。アフガンのイスラム原理主義派タリバンから密輸される麻薬—。その莫大な利権は、ウイグル民族独立を掲げる東トルキスタン・イスラム党の民族派とイスラム原理派の軋轢に火をつけた。正義を標榜する組織に巣くう内紛と腐敗。自らの信ずる幻を追い、その呪縛にのたうちながら、流沙に彼らが築こうとしたものとは…。
「BOOKデータベース」 より