神々に告ぐ : 戦国秘譚
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神々に告ぐ : 戦国秘譚
(角川文庫, 12655,
角川書店, 2002.10
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戦国秘譚 : 神々に告ぐ
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カミガミ ニ ツグ : センゴク ヒタン
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Library, Doshisha Women's College of Liberal Arts今
上Z913.6||A9552||1WD;0281000292,
下Z913.6||A9552||2WD;0281000306 -
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Description and Table of Contents
- Volume
-
上 ISBN 9784043659012
Description
応仁の乱以降、室町幕府は力を失い、群雄が割拠し、世は乱れた。古来、神々に礼を尽くして地上の平安を守ることを務めとしてきた京都朝廷は、衰微を極めた。弘治三年(一五五七)、後奈良天皇は後事を若き関白・近衛前嗣に託し、崩御。前嗣の奔走が始まる。幕府再建による朝権回復を目論む前嗣は、都を逐われた将軍・足利義輝と結び、都を支配する三好長慶を除こうと計画。これを阻もうとする長慶の権臣・松永久秀の秘められた思惑とは?『信長燃ゆ』『関ヶ原連判状』へと続く、壮大な安部龍太郎の戦国三部作第一弾、待望の文庫化。
- Volume
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下 ISBN 9784043659029
Description
将軍・足利義輝の挙兵は、三好長慶との和議という妥協に終わり、永禄元年(一五五八)、義輝は帰洛を果たした。なおも長慶を除こうとする関白・近衛前嗣は、正親町天皇即位の礼を機に、勅命をもって諸大名に上洛を促すという奇策に出、若き織田信長を知る。前嗣の計画に、再び反撃に出た松永久秀を操るものの正体は何か?そして太古より神々に仕え、天に対して礼を尽くしてきた朝家が犯した、恐るべき秘密とは?「黄泉の国なくば、朝家の神聖も保たれぬと知れ」—死霊の恫喝に即位の礼の行方は?“戦国三部作”始動。
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