蓮如 : 戦略の宗教家
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蓮如 : 戦略の宗教家
(学研M文庫)
学研, 2002.6
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レンニョ : センリャク ノ シュウキョウカ
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Description and Table of Contents
Description
開祖親鸞の没後、浄土真宗本願寺派の教線はふるわず衰微の一途をたどっていた。その本願寺派を一代にして鎌倉新仏教界の最大教団に伸長させ、現代にいたる揺るぎない繁栄をもたらした磐石の基礎を築きあげたのが蓮如である。その功績と影響力はわれわれには想像も及ばないほど絶大である。蓮如の卓越した先見性、決断力、統率力から学ぶことは多い。長い雌伏の時を経て雄飛した蓮如の戦略と生涯。
Table of Contents
- 序章 蓮如が変えた宗教地図—浄土真宗大発展の理由
- 第1章 雌伏の時を生きる蓮如—激動の時代を見つめ続けて
- 第2章 躍動する蓮如—創業から全国制覇へといたる戦略とその分析(既成勢力からの脱却;基本コンセプトの確立;新マーケットの開拓;「講」—画期的商品の供給;「御文」—新・布教メディアの開発;拠点選びに見る卓抜した戦略眼)
- 第3章 熟思する蓮如—繁栄の基礎を築いた組織の守成戦略(揺るぎない経営基盤の確立;外圧からの防衛—「一向一揆」;人脈の活用に見る政治的手腕;絶対主義体制の樹立)
- 第4章 蓮如に学ぶ事業精神—不透明な時代をどう乗り越えるか
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