仏像を観る
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仏像を観る
(PHP文庫)
PHP研究所, 2002.8
- タイトル読み
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ブツゾウ オ ミル
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注記
「わたしの愛する仏たち」(水書房1991年刊)の改題
内容説明・目次
内容説明
数十年前、修学旅行で古都を訪れた世代。その世代が今、ビジネスの世界で厳しい立場に立たされている。物静かに語りかけてくる仏像を再訪し、安らぎを求める人々が増えているのは、どこか暗示的である。本書は、大戦により家族と財を喪った著者が、仏たちと交わした会話の記録であり、名写真家が凛とした仏の姿を写し出した、現代人に心の潤いを与える一冊である。
目次
- 奈良のほとけ(悲しみの光背—薬師寺東院堂聖観音;第三の眼—東大寺三月堂不空羂策観音;重く暗い美貌のひと—法華寺十一面観音 ほか)
- 京都のほとけ(きびしさの底に流れるもの—神護寺薬師如来;欺され給うなよ—浄瑠璃寺吉祥天;閑雅なるみ仏—法界寺阿弥陀如来 ほか)
- 飛鳥のほとけ(無条件のやさしさこそ—法隆寺文殊菩薩;光音天のごとく—法隆寺天蓋飛天;西瓜の仏さま—法輪寺虚空蔵菩薩 ほか)
「BOOKデータベース」 より