租税憲法学
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書誌事項
租税憲法学
成文堂, 2002.12
- タイトル読み
-
ソゼイ ケンポウガク
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内容説明・目次
内容説明
本書は、日本国憲法の価値秩序の内容を構成する諸原則のうち、租税法を支配・統制する租税平等主義と租税法律主義の射程距離を明らかにすることによって、租税正義の実現のための理論を提供することを目的とする。換言すると、前者の租税平等主義が憲法一四条を法的根拠とし、後者の租税法律主義が憲法三〇条及び八四条を法的根拠とするところから、これらの憲法規定の意味内容と、その効力範囲を検証し、解明していくことが本書のコンセプトである。
目次
- 第1部 租税法における憲法保障の理論と実際(租税法における違憲審査の理論と実際;給与所得者の権利救済の理論と実際)
- 第2部 租税法律主義の形骸化の危機(法の一般条項の適用と租税法律主義;租税行政立法の氾濫と租税法律主義;アメリカの租税行政立法と租税法律主義 ほか)
- 第3部 租税平等主義と租税法律主義の相克(会社合併にみる租税平等主義と租税法律主義の相克;特殊関係者間取引をめぐる租税平等主義と租税法律主義の相克;租税回避行為の否認をめぐる租税平等主義と租税法律主義の相克)
「BOOKデータベース」 より