自然環境復元の展望
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自然環境復元の展望
信山社サイテック , 大学図書 (発売), 2002.10
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シゼン カンキョウ フクゲン ノ テンボウ
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ビオトープ関連図書: p179-197
Description and Table of Contents
Description
身近な自然が急速に失われつつあった一九六〇年代後半、それに危機感を抱いた各地のナチュラリスト・グループや市民団体が期せずしてスタートさせたのが、今日ビオトープづくりの名で一般化した自然復元運動のはじまりである。そのような運動にかかわりをもつ各方面の専門家、市民運動のリーダーなど一一人が集まり、このような運動の理念や理論そして方法を研究する団体「自然環境復元研究会」を組織したのは、時あたかも平成元年(一九八九)のことであった。本書は、自然復元運動の約一五年間の経緯を総括すべく執筆したものである。具体的手法に関する記述はできるだけ省き、自然環境復元運動がそれ以前の公害闘争や自然保護運動の流れを汲んで発生し、いかに様々なバリエーションを生みつつ今日至ったかを簡略かつ読み物風に記述し、最後に将来の展望に関しても記す。
Table of Contents
- 自然復元運動の経緯—序に代えて—公害闘争からビオトープづくりまで
- ホタルの里の復元
- トンボの池づくり
- 河川の近自然工法
- 学校ビオトープ
- ビオトープ園・エコアップ装置
- 農村の自然復元
- ドイツ・スイスの自然復元
- ビオガーデン・屋上緑化
- ミチゲーション・エコロード
- 将来の展望—まとめに代えて
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