書誌事項

虚無への供物

塔晶夫〔著〕

東京創元社, 2000.2

タイトル読み

キョム エノ クモツ

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注記

肖像あり

内容説明・目次

内容説明

1841年、エドガー・アラン・ポオの「モルグ街の殺人」により幕を上げた近代ミステリーの歴史は、1964年、わが国の一冊の書物によって本質的にその終焉を告げた。スタイルを探偵小説に借りて時代に捧げられた一冊の供物。絶対主義から全体主義、二つの世界大戦、アウシュヴィッツ、広島・長崎を経験した激動の二十世紀は、ステファヌ・マラルメの「世界は一冊の書物に到達するために存在する」という悲願を、本書によって実現したのであろうか…。中井英夫ならぬ塔晶夫畢生の大作『虚無への供物』が、建石修志の衣装を纏い三十六年ぶりに復活する。

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA60105011
  • ISBN
    • 4488023622
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    597p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
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