書誌事項

望楼館追想

エドワード・ケアリー著 ; 古屋美登里訳

文藝春秋, 2002.10

タイトル別名

Observatory mansions

タイトル読み

ボウロウカン ツイソウ

大学図書館所蔵 件 / 28

この図書・雑誌をさがす

内容説明・目次

内容説明

つねに白い手袋を身につけ、他人が愛したものを盗み、蒐集している《ぼく》が住むのは、古い邸宅を改造したマンション“望楼館”だ。人語を解さぬ“犬女”、外界をおそれテレビを見つづける老女、全身から汗と涙を流しつづける元教師、厳格きわまる“門番”…彼らの奇矯な住人たちの隠された過去とは?彼らの奇行の「理由」が明かされるとき、凍りついていた時間は流れ出し、閉じていた魂が息を吹き返す…。美しくも異形のイメージで綴られた、痛みと苦悩、癒しと再生の物語。圧倒的な物語の力と繊細なたくらみをそなえた驚異の新人のデビュー長篇。

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA60157194
  • ISBN
    • 4163213201
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    eng
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    561p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
ページトップへ