書誌事項

感性時代の俳句塾

金子兜太著

(集英社文庫)

集英社, 1988.8

タイトル読み

カンセイ ジダイ ノ ハイクジュク

大学図書館所蔵 件 / 3

この図書・雑誌をさがす

内容説明・目次

内容説明

軽味、軽快、軽妙さ…。若者たちの感覚的な自己表現の多様化の中で、千四百年の歴史をもつ、五七調の日本の言語風土はいったいどうなってゆくのか?古き良きものを現代に生かせないのか?様々な問い掛けの中に、俳句の魅力を余すところなく語る。

目次

  • 第1章 時代の息づかいをきく言葉の海へ(糸井重里の軽味のよろしさ;限りなき短言の連鎖・野田秀樹;反歴史主義・浅田彰の思考;都市化の中に生きる無宿者たち)
  • 第2章 俳句世界への出帆(五七調のフィルターの美しさ;最短定型詩、三句体の魅力;ものと想いの溶け合った「季題」;世界に誇る言葉のアンソロジー「歳時記」)
  • 第3章 先人たちの道しるべ 芭蕉から一茶へ(軽い自虐の中に生きた一茶;乞食になりたい芭蕉、なりたくない一茶;自らを「景色の罪人」と呼ぶ生活者、一茶;若者よ、自然を「こころ」を命をみつめよ)
  • 第4章 韻文の時代に生きる者たちへ

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA60207601
  • ISBN
    • 4087493695
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    205p
  • 大きさ
    16cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
ページトップへ