感性時代の俳句塾
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感性時代の俳句塾
(集英社文庫)
集英社, 1988.8
- タイトル読み
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カンセイ ジダイ ノ ハイクジュク
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内容説明・目次
内容説明
軽味、軽快、軽妙さ…。若者たちの感覚的な自己表現の多様化の中で、千四百年の歴史をもつ、五七調の日本の言語風土はいったいどうなってゆくのか?古き良きものを現代に生かせないのか?様々な問い掛けの中に、俳句の魅力を余すところなく語る。
目次
- 第1章 時代の息づかいをきく言葉の海へ(糸井重里の軽味のよろしさ;限りなき短言の連鎖・野田秀樹;反歴史主義・浅田彰の思考;都市化の中に生きる無宿者たち)
- 第2章 俳句世界への出帆(五七調のフィルターの美しさ;最短定型詩、三句体の魅力;ものと想いの溶け合った「季題」;世界に誇る言葉のアンソロジー「歳時記」)
- 第3章 先人たちの道しるべ 芭蕉から一茶へ(軽い自虐の中に生きた一茶;乞食になりたい芭蕉、なりたくない一茶;自らを「景色の罪人」と呼ぶ生活者、一茶;若者よ、自然を「こころ」を命をみつめよ)
- 第4章 韻文の時代に生きる者たちへ
「BOOKデータベース」 より