アフリカ人の覚醒 : タンガニーカ民族主義の形成

書誌事項

アフリカ人の覚醒 : タンガニーカ民族主義の形成

川端正久著

法律文化社, 2002.12

タイトル別名

Kukua kwa mwamko wa taifa

タイトル読み

アフリカジン ノ カクセイ : タンガニーカ ミンゾク シュギ ノ ケイセイ

大学図書館所蔵 件 / 88

この図書・雑誌をさがす

内容説明・目次

内容説明

本書は、タンガニーカを独立に導いた民族主義組織タンガニーカ・アフリカ人民族同盟(TANU)が成立するまでの、初期民族主義組織アフリカ人協会(AA)に焦点を合わせた、タンガニーカ民族主義形成史に関する研究である。本書の目的は、イギリス植民地支配のもとで「タンガニーカ」のアフリカ人が「アフリカ人」としての民族的自覚をどのように認識するようになったのか、多様なアフリカ人組織はいかに形成され初期民族主義に接近したのか、初期民族主義組織AAの形成と発展はいかなるものであったのか、民族主義組織TANUはどのように成立したのか、総体としてタンガニーカ初期民族主義の全体像を描写することである。

目次

  • 第1部 初期民族主義の形成(1920‐1939年)(植民地体制の確立;アフリカ人組織の誕生;アフリカ人協会の成立)
  • 第2部 初期民族主義の展開(1939‐1948年)(植民地主義の危機;アフリカ人組織の多様化;アフリカ人協会の発展)
  • 第3部 民族主義的運動の開始(1948‐1953年)(新しい植民地主義の出現;アフリカ人組織の民族主義的運動の展開;タンガニーカ・アフリカ人協会の成立)
  • 第4部 民族主義運動の出発(1953‐1954年)(タンガニーカ・アフリカ人民族同盟の成立)
  • タンガニーカ民族主義の形成
  • 文献と史料

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ