尊孔論と批孔論
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尊孔論と批孔論
白帝社, 2002.12
- タイトル読み
-
ソンコウロン ト ヒコウロン
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内容説明・目次
内容説明
孔子思想の哲学的解明—それは観念論か唯物論か。「尊孔」と「批孔」の立場の違いは何に由来するのか。その見解の相違は学者・研究者自身の学問に対する姿勢の反映でもある。漢文訓読学者≠中国研究者について。儒家思想と道家思想は「哲学」的にどう位置づけられるべきか。老荘の形而上的弁証法思考について。先秦の大儒荀子の史的・弁証法的唯物論。それは「素朴」唯物論で片付けられるか。
目次
- 1 「葉公好龍」考
- 2 「立」「而立」「民無信不立」考
- 3 「民信之」「民無信不立」の解釈
- 4 批孔寓話—顰に倣う
- 5 性善説と性悪説
- 6 荀子の弁証法的・史的唯物論
- 7 「直躬」再論
- 8 孔子と荀子の「正名」説について
- 9 「荘周の夢」で解く「枕中記」
- 10 『論語』新証
- 付録 「漢文」と「訓読法」を論ず
「BOOKデータベース」 より