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敦煌文書の世界

池田温著

(歴史学叢書)

名著刊行会, 2003.1

Other Title

敦煌文書の世界

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トンコウ モンジョ ノ セカイ

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Description and Table of Contents

Description

1900年に敦煌莫高窟の蔵経洞から敦煌文書が発見されてから100年が経つ。不幸にして北京、ロンドン、パリ、サンクト=ペテルブルグなどに分蔵されたこの文書群はようやく目録・影印・図録類が整備され、その多彩な研究もいよいよ盛況を極めつつある。著者は未だ困難な状況下の1956年の修士論文において均田制に関わる籍帳等を扱って以来、一貫してこの文書群に取組み、学士院賞に輝いた『中国古代籍帳研究』を始め、『中国古代写本識語集録』、或いは租田契の研究など数々の成果を上げている。本書は著者の敦煌文書に関する主に概説・講座論文を集めるが、いずれも学問的に厳格な珠玉の基本文献である。

Table of Contents

  • 第1部 序編(敦煌;敦煌遺文;「敦煌文献」について ほか)
  • 第2部 本編(敦煌の歴史的背景;敦煌の流通経済;契 ほか)
  • 第3部 付編(敦煌文学と日本上代文学;敦煌・吐魯番研究の現況)

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