アイヌ民族史の研究 : 蝦夷・アイヌ観の歴史的変遷

書誌事項

アイヌ民族史の研究 : 蝦夷・アイヌ観の歴史的変遷

児島恭子著

吉川弘文館, 2003.2

タイトル別名

A study of Ainu history : from the viewpoint of the transition of images of Ezo and the Ainu

タイトル読み

アイヌ ミンゾクシ ノ ケンキュウ : エゾ アイヌカン ノ レキシテキ ヘンセン

注記

英文タイトル,目次,要旨: 巻末p1-6

学位論文 (早稲田大学, 2001年) を加筆・修正したもの

参考文献: p421-452

索引(事項索引・史料索引・編著者名索引): 巻末p7-20

内容説明・目次

内容説明

古代から現代まで蝦夷という名称はなぜ存在してきたのか。史資料の根本にある蝦夷・アイヌ観を徹底的に解明し、歴史的存在意味を追究。先住民族の権利回復とジェンダーの視点からアイヌ民族史の今後の課題を展望する。

目次

  • 1 古代のエミシ・エゾ観—服属を待つ強者(エミシ・エビス・エゾの意味再論;「毛人」「蝦夷」の意味再論 ほか)
  • 2 中世の蝦夷観—王権の神力と鬼神の戦い(『聖徳太子伝暦』と聖徳太子絵伝;太子伝記の蝦夷観 ほか)
  • 3 近世の蝦夷観—アイヌに対峙する蝦夷(近世初期の蝦夷観;古代東夷観の残存と復活 ほか)
  • 4 近代のアイヌ観—アイヌ政策と国民のアイヌ観の醸成(「土人」「旧土人」;植民地研究とアイヌ観)
  • 5 現代のアイヌ観—アイヌ史研究の構築のために(アイヌ文化観と共生の視座;アイヌ民族史におけるジェンダー認識についての序論)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報
  • NII書誌ID(NCID)
    BA60677536
  • ISBN
    • 4642037535
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    6, 455, 20p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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