歴史の横領 : サロンと文学カフェから眺めた両大戦間期およびナチス体制下のウィーン
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書誌事項
歴史の横領 : サロンと文学カフェから眺めた両大戦間期およびナチス体制下のウィーン
水声社, 2003.1
- タイトル別名
-
Veruntreute Geschichte : die Wiener Salons und Literatencafés
- タイトル読み
-
レキシ ノ オウリョウ : サロン ト ブンガク カフェ カラ ナガメタ リョウタイセンカンキ オヨビ ナチス タイセイカ ノ ウィーン
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注記
Paul Zsolnay Verlag, Wien/Hamburg 1985の訳
内容説明・目次
内容説明
「羞恥の沈黙」に閉ざされた第三帝国の忌まわしき記憶。憎悪と敵意の感情に引き裂かれた破局的な情況の下、思想や信条の違いを越えて、自由な精神が躍動し、数多の運命が交錯する舞台だった「カフェ」に集う、有名無名の作家、知識人、文化人、政治家、そして市井の人々。ウィーン新聞界の重鎮が回想する「現代史」のなかの日常。
目次
- 第1章 帝国延命(カカーニエンの顔見世行列、あるいはあとの祭り;インフレ時代のクローネ銀貨、あるいはロッタール邸の亡霊)
- 第2章 カフェ・ヘレンホーフ巷談(文学カフェの診断書;性の革命論者オットー・グロースからチャタレイ夫人まで ほか)
- 第3章 ウィーン最後のサロン(ベルタ小母さん、枢密顧問官夫人ベルタ・ツッカーカンドル;バレエ界の女王グレーテ・ヴィーゼンタールの世界 ほか)
- 第4章 ヒトラー治下のウィーンの明け暮れ(春のリング散歩;禁欲的な茶話会、あるいはルードルフ・カスナー ほか)
「BOOKデータベース」 より