抄訳版失われた時を求めて
著者
書誌事項
抄訳版失われた時を求めて
(集英社文庫)
集英社, 2002.12
- 1
- 2
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- タイトル別名
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A la recherche du temps perdu
失われた時を求めて : 抄訳版
- タイトル読み
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ショウヤクバン ウシナワレタ トキ オ モトメテ
大学図書館所蔵 件 / 全36件
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熊本大学 附属図書館図書館
1953.7/P,94/(1)11110862245,
2953.7/P,94/(2)11110862253, 3953.7/P,94/(3)11110862261 -
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内容説明・目次
- 巻冊次
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1 ISBN 9784087604252
内容説明
ふと甦るコンブレーの記憶。そこで過ごした少年時代を貫く二つの散歩道、スワン家の方とゲルマントの方。それは物語の重要なテーマを暗示する二つの方角である。隣人スワンが経験した苦しい恋と語り手がスワンの娘ジルベルトに寄せた少年の日の恋物語。やがて保養地バルベックを訪れた語り手は美少女たちのグループと知合い、なかの一人、アルベルチーヌへと心が傾いてゆく。
- 巻冊次
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2 ISBN 9784087604269
内容説明
語り手の一家はパリのゲルマント公爵邸の一角に引っ越し、それがきっかけとなって上流貴族の世界が開かれる。社交界の人々の生態と心理が皮肉に描かれ、貴族のなかの貴族、シャルリュス男爵を取り巻く同性愛の世界が徐々に姿を現す。そんな折、語り手の祖母がこの世を去る。だが、語り手が祖母の死を本当に知ったのは、無意志的記憶によってだった。
- 巻冊次
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3 ISBN 9784087604276
内容説明
アルベルチーヌと暮らしはじめた語り手は、彼女がレスビアンではないかと疑い、嫉妬に苦しむようになる。ある日、突然に彼女は姿を消し、やがてその死が伝えられる。第一次世界大戦が始まり、社交界の地図は塗り変わってゆく。戦後、あるパーティに出かけた語り手は、人々の上に刻印された“時”の啓示に胸を打たれ、“時”をテーマにした作品の執筆を決意するのだった。
「BOOKデータベース」 より