涙の射殺魔・永山則夫と六〇年代
著者
書誌事項
涙の射殺魔・永山則夫と六〇年代
共同通信社, 2003.3
- タイトル別名
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涙の射殺魔・永山則夫と六〇年代
Norio Nagayama : a serial killer of the 1960s
- タイトル読み
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ナミダ ノ シャサツマ ナガヤマ ノリオ ト 60ネンダイ
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注記
参考文献:p205-206
内容説明・目次
内容説明
公園で、十八歳の少年はピストルに弾丸を込め、引き金を引いてみた。乾いた音とともに、弾丸は夜の海の方へ発射された。この瞬間に、少年の生の色合いが変わった。受動的に揺れ動くばかりだった彼の孤独は能動性を帯び、その身体に取りついていた「死」は、銃器のメカニカルな仕掛けを通じて、生きる力の極端な集約点のようなものに変換されたのである。
目次
- 1 事件(強盗殺人事件;生い立ち ほか)
- 2 逮捕(都会を徘回する少年;都市化と過疎と集団就職 ほか)
- 3 逃走(犯行に至るまで;骨まで愛して ほか)
- 4 射殺(東京・芝、ホテルガードマン射殺;京都・八坂神社 ほか)
- 5 呪縛(オレを三回捨てた;呪縛からの解放 ほか)
「BOOKデータベース」 より