鬼火 ; 底のぬけた柄杓 : 吉屋信子作品集
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書誌事項
鬼火 ; 底のぬけた柄杓 : 吉屋信子作品集
(講談社文芸文庫)
講談社, 2003.3
- タイトル読み
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オニビ ; ソコ ノ ヌケタ ヒシャク : ヨシヤ ノブコ サクヒンシュウ
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注記
年譜 -- 吉屋信子: p246-254
著書目録 -- 吉屋信子: p255-261
収録内容
- 童貞女 (びるぜん) 昇天
- 鶴
- 鬼火
- 茶盌
- 嫗 (おうな) の幻想
- もう一人の私
- 宴会
- 墨堤に消ゆ
- 底の抜けた柄杓 (ひしゃく)
- 岡崎えん女の一生
内容説明・目次
内容説明
焼跡の一軒家で起きた貧しい女の悲惨な自殺を凄艶な美へと昇華させた女流文学者賞受賞作「鬼火」、隠れ切支丹の遺児であった修道女の謎めく焼死を追った「童貞女昇天」等、幻想的短篇七作に、薄幸な俳人の生涯を意欲的に掘り起こし、温かい筆致で描く「底のぬけた柄杓」等、俳人論三篇を併録。少女小説、新聞小説の世界で一時代を劃した吉屋信子のもうひとつの魅力をあますところなく示す精選作品集。
「BOOKデータベース」 より