武蔵とイチロー
著者
書誌事項
武蔵とイチロー
(小学館文庫)
小学館, 2003.1
- タイトル読み
-
ムサシ ト イチロー
大学図書館所蔵 件 / 全19件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
ほんとうの宮本武蔵はどんな人物だったのか?武蔵の『五輪書』と肖像画を徹底的に分析し、その身体能力に迫った。見えてきたのは、逞しく気合に満ちた姿ではなく、『五輪書』の一文「水を手本とし、心を水のようにするのである」というように、ゆるんで脱力したまったく新しい武蔵像だった。それはイチローをはじめとした現代のトップアスリートに通じる、共通の秘密なのだ。武蔵は三五〇余年前にイチローのバッティングを予言していたのである。この二人の天才的身体運動家を通して、私たち現代人が失ったものが何か、明白に見えてくる。
目次
- 第1章 宮本武蔵はどういう身体をしていたか(真の宮本武蔵像に肉体から迫る;『五輪書』と肖像画からあぶり出される武蔵の体 ほか)
- 第2章 イチローと武蔵の体を比較する(スーパースター「イチロー」の意外なイメージ;セオリーに反したイチローの打撃フォーム ほか)
- 第3章 身体意識—究極の身体の深層にあるもの(武蔵とイチローの根本にある共通性;地球の中心から天へ抜ける一線—センター ほか)
- 第4章 身体意識と現代人(宮本武蔵の言葉は現代人にとっても無縁なものではない;極まりきった人は美しい ほか)
「BOOKデータベース」 より