みなしご「菊と刀」の嘆き : 学界の巨頭たちが犯した大過
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みなしご「菊と刀」の嘆き : 学界の巨頭たちが犯した大過
東京図書出版会 , 星雲社(発売), 2003.3
- タイトル読み
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ミナシゴ キク ト カタナ ノ ナゲキ : ガッカイ ノ キョトウ タチ ガ オカシタ タイカ
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内容説明・目次
内容説明
本書は、1950年頃の6人の学者たちが『菊と刀』の評価に関してどのような過ちを犯したかを述べるものです。
目次
- 1 柳田国男「尋常人の人生観」および「民俗学から民族学へ」—突然エイリアンに出会ったような戸惑い
- 2 和辻哲郎「科学的価値に対する疑問」—何が何でも『菊と刀』の学問的価値を否定しようという態度
- 3 津田左右吉「『菊と刀』のくに—外国人の日本観について」—和辻氏に追随
- 4 南博「社会心理学の立場から」—無理解、そして悪意の感じられる論評
- 5 川島武宜「評価と批判」—「モナ・リザ」を一千万円と値踏みするような称賛
- 6 有賀喜左衛門「日本社会構造に於ける階層制の問題」—独特の視点に立つが、大切な事柄を理解せず
「BOOKデータベース」 より