民族共生への道 : アジア太平洋地域のエスニシティ
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書誌事項
民族共生への道 : アジア太平洋地域のエスニシティ
(アジア太平洋センター研究叢書, 13)
九州大学出版会, 2003.3
- タイトル読み
-
ミンゾク キョウセイ エノ ミチ : アジア タイヘイヨウ チイキ ノ エスニシティ
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注記
アジア太平洋センター第6期自主研究6Aプロジェクト「多民族国家にみるエスニシティ : アジア太平洋地域における民族共生への模索」の研究成果をまとめたもの
参考文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
本書は、財団法人アジア太平洋センターで企画された自主研究6Aプロジェクト「多民族国家にみるエスニシティ—アジア太平洋地域における民族共生への模索—」の報告書である。
目次
- エスニックな共生—アジア太平洋地域における民族共生のさまざまなかたち
- 第1部 複合社会マレーシアのエスニシティ—民族共生への教育と宗教の関わり(マレーシアにおける多民族の共生と教育の役割;マレーシアの華人信仰「ダトコン」と「義務」の概念)
- 第2部 中国少数民族のエスニシティ—共生へのさまざまな模索(朝鮮族の経験と言説—延辺朝鮮族自治州の事例を中心に;民族共生への模索—雲南省白族の白語新文字創定とその普及をめぐって;チベットの現代化と教育の役割)
- 第3部 先住民族のエスニシティ—台湾、フィリピン、グアムにおける共生の課題(台湾における多元的エスニシティと民族共生を考える—原住民族の社会福祉政策をめぐって;フィリピン・パラワン族の土地問題と開発;小さな島の大きなチャレンジ—序論:グアム島チャモロ人の脱植民地化要求の論理)
- 第4部 再編されるエスニシティ—タイ山地民とインド・ケーララ州にみる民族共生のかたち(ラオ・チャーオタイ・プーカオ—タイ山地民におけるエスニシティの主体的形成とNGO;「エスニシティとしてのカースト」から「ヒンドゥーというアイデンティティ」へ—インド・ケーララ州の事例から)
- 民族共生の可能性—文化力学試論
「BOOKデータベース」 より