もう抗生物質では治らない : 猛威をふるう薬剤耐性菌
著者
書誌事項
もう抗生物質では治らない : 猛威をふるう薬剤耐性菌
日本放送出版協会, 2003.3
- タイトル別名
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The killers within : the deadly rise of drug-resistant bacteria
もう抗生物質では治らない : 猛威をふるう薬剤耐性菌
- タイトル読み
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モウ コウセイ ブッシツ デワ ナオラナイ : モウイ オ フルウ ヤクザイ タイセイキン
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注記
The killers within.の翻訳
内容説明・目次
内容説明
日本で院内感染による耐性菌MRSAが問題となってから10年あまり、事態はさらに悪化していた。毒性がより強まった耐性菌が、病院の外へ飛び出し、日常生活で感染するようになったのだ。子どもの中耳炎が治らない、大腸菌O157による食中毒、そして死滅したはずの結核やペストの復活—すべて耐性菌が原因である。本書は、病原菌が最新の抗生物質にも耐性を身につけた現実を警告する。同時に、耐性菌に立ち向かう医師たち、感染拡大を防ごうとする研究者たちの闘いを描くドキュメンタリーである。さらに、抗生物質を家畜飼料に使用する危険、新しい治療法の模索など、耐性菌をめぐる現状を伝える。
目次
- 抗生物質の時代の終わり
- 細菌と抗生物質の闘い
- バンコマイシン耐性腸球菌(VRE)現る
- VRE遺伝子の謎を解明する
- 日本に現れた恐るべき耐性菌
- 新しい抗生物質の開発に望みを託す
- 動物の成長促進剤にひそむ脅威
- ヨーロッパで成長促進剤禁止
- 市中にMRSAが発生
- 市中にはびこる肺炎球菌
- 「ヒト食いバクテリア」が襲ってくる
- グラム陰性菌の悪夢
- 動物に抗生物質をさがせ
- ファージへの期待
- 結核菌が復活した
「BOOKデータベース」 より