京都の地域金融 : 理論・歴史・実証
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書誌事項
京都の地域金融 : 理論・歴史・実証
(龍谷大学社会科学研究所叢書, 第49巻)
日本評論社, 2003.3
- タイトル別名
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京都の地域金融 : 理論歴史実証
- タイトル読み
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キョウト ノ チイキ キンユウ : リロン レキシ ジッショウ
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注記
参照文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
本書は、龍谷大学社会科学研究所の共同研究「地域金融の課題—京都における事例研究」の成果をまとめたものである。第1章で地域金融の概念と京都の金融構造を概観した後、第2章では地域金融の理論的考察を行い、第3章では京都の地域金融の歴史的背景の一端を掘り下げる。第4章から第6章は、統計的・計量的手法にもとづく京都の金融の実証分析である。第4章では、「信金王国」京都は信金の効率性によってもたらされたのかどうかを明らかにし、その効率性の推移を検討する。第5章は、地域金融機関と非上場企業との取引関係を実証分析し、京都におけるメインバンク関係を析出した。第6章では、業種別実効貸出金利を用いて「京都金利」の実態把握を行った。第7章では、ベンチャー金融の地域性を京都の事例に即して検証する。
目次
- 第1章 京都の地域金融・序論
- 第2章 信用の地域化は地域を活性化するか?
- 第3章 戦前期の京都における本店銀行
- 第4章 なぜ京都は「信金王国」なのか?—efficiency structure仮説の視点による分析
- 第5章 京都のメインバンク関係1980‐2000年
- 第6章 業種別実効貸出金利にみる「京都金利」の実態
- 第7章 ベンチャー金融の地域性と京都
「BOOKデータベース」 より