遠き落日
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遠き落日
(集英社文庫)
集英社, 1990.5
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トオキ ラクジツ
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内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784087495768
内容説明
1876年猪苗代湖の貧農の家に生まれた野口英世は、母シカから受けついだ天性の忍耐力で肉体的なハンデを乗り越え、医学への道をめざす。周囲の援助で21歳で上京。北里研究所を経て、横浜海港検疫所、ペスト防疫のための清国行き、同郷の山内ヨネ子への恋の破綻。やがてアメリカに渡っての研究生活。若き無名時代の苦闘の日々—。人間野口英世の生命力あふれる半生を赤裸に描く伝記小説。吉川英治賞受賞作。
- 巻冊次
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下 ISBN 9784087495775
内容説明
1905年ロックフェラー医学研究所の首席助手に任命された野口英世は、蛇毒、スピロヘータの研究に没頭。そして白人女性メリーとの結婚。世界的な名声をえた英世は、1915年日本に凱旋帰国。だが研究にゆきづまった晩年、アフリカの黄熱病研究のため現場におもむき、自らの研究の犠牲となり、53歳の生涯をアクラの地に果てるまでの後半生。偉人野口英世の真実の姿を描き、吉川英治賞受賞の感動の長編伝説小説。
「BOOKデータベース」 より