「老い衰えゆくこと」の社会学

Bibliographic Information

「老い衰えゆくこと」の社会学

天田城介著

多賀出版, 2003.2

Other Title

老い衰えゆくことの社会学

Title Transcription

オイ オトロエユク コト ノ シャカイガク

Note

博士論文『「老衰」の社会学 : 老いとケアの相互作用論』(立教大学 2000年)に加筆・修正を加えたもの

参考文献: p567-595

Description and Table of Contents

Description

本研究では“老い衰えゆくこと”を単に老い衰えてゆく当事者の身体に帰属・完結する個別的な現象として理解するのではなく、成員間の関係性を変容させる出来事として照射し、そこでの相互作用及び相互作用過程を社会学的に分析・記述することを主題とする。本書は一貫してこの立場から論考している。

Table of Contents

  • 序章 研究の目的と意義
  • 第1章 視座とアプローチ—自己と他者
  • 第2章 老年学の現在
  • 第3章 施設において老い衰えゆく身体を生きるということ—「痴呆性老人」によるアイデンティティ管理と施設介護
  • 第4章 在宅で老い衰えゆく身体を生きる家族を介護するということ—「痴呆性老人」と家族介護者の相互作用過程
  • 第5章 老い衰えゆく高齢夫婦の“親密性”の変容—“老い衰えゆくこと”の意味をめぐるエスノグラフィー
  • 第6章 老い衰えゆく身体を生きる—“老い衰えゆくこと”の困難と可能性
  • 終章 “老い衰えゆくこと”の社会学による新たなる地平へ

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Details
  • NCID
    BA61777660
  • ISBN
    • 4811563611
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    iv, 595p
  • Size
    22cm
  • Classification
  • Subject Headings
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