霊の復讐 : マクベスと『悪霊』スタブローギンの悲劇

書誌事項

霊の復讐 : マクベスと『悪霊』スタブローギンの悲劇

岡田充雄著

近代文芸社, 2003.3

タイトル読み

レイ ノ フクシュウ : マクベス ト アクリョウ スタブローギン ノ ヒゲキ

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注記

シェークスピアとドストエフスキーの肖像あり

内容説明・目次

内容説明

シェイクスピアとドストエフスキー!二人の作家は時代も違うし文学ジャンルも全く異なる。けれどもその中身となると…『マクベス』と『悪霊』を通してその類似性を徹底的に分析した。

目次

  • マクベスの虚無の萌芽とスタブローギンの徹底したニヒリズム
  • ニヒリズム遂行に際してのマクベスの不安と迷い
  • 眠りの喪失と精神の錯乱
  • 意識と無意識について
  • 高慢とニヒリズムそして神
  • ニヒリズムの抱えた矛盾
  • 夢とニヒリズム
  • 意識と無意識、そして夢
  • 「告白」と小説の手法
  • 無神論者の意識と無意識、そして霊
  • 心臓の鼓動と霊を引き出す赤い蜘蛛
  • 蜘蛛と悪魔、そして良心のイメージ
  • 良心の実体に迫るドストエフスキー
  • 人間の無意識を表にする為の操作
  • キリーロフ、スタブローギンの自殺
  • 結びに変えて 無意識と人間の自由

「BOOKデータベース」 より

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