動物化する世界の中で
著者
書誌事項
動物化する世界の中で
(集英社新書, 0188C)
集英社, 2003.4
- タイトル別名
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動物化する世界の中で : 全共闘以降の日本、ポストモダン以降の批評
- タイトル読み
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ドウブツカ スル セカイ ノ ナカ デ
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注記
引用文献: p219-221
内容説明・目次
内容説明
一九四八年生まれの笠井潔と、一九七一年生まれの東浩紀。親子ほどに年が離れた批評家同士の往復書簡は、九・一一米国同時多発テロ、および、アフガニスタンへの報復攻撃という異様な状況下で企画された。二〇〇二年の二月五日からその年の暮れにかけて集英社新書ホームページ上で公開された往復書簡は、連載途中、対立の激化のため何度も継続が危ぶまれた。批評の最前線で、今、何が起きているのか。そして、両氏の対立の真意とは。妥協のない意見交換を通じて、「動物の時代」という新しい現実に対応する言葉を模索した、知的実践の書。
目次
- 九・一一と文学の言葉
- 私と世界と「政治的発言」
- 八〇年代とフェイクな繋がり
- 二つの時代と二つの隠蔽
- イデオロギー?
- 戦争の変質、戦争の消失
- セキュリティの戦争
- 八〇年代と「否定神学」の行方
- 批評が生きられる必要はない
- 世代間ディスコミュニケーションの構図
- だれのために…
- 言論的「禁治産者」の独り言
- 傷
- 「敵」の消失
- 最後に、自分のために
- 妄想の時代とサブカルチャー
「BOOKデータベース」 より