評論文学のなかにスポーツ文化を読む
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評論文学のなかにスポーツ文化を読む
(スポーツ学選書, 11)
叢文社, 2003.3
- タイトル読み
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ヒョウロン ブンガク ノ ナカ ニ スポーツ ブンカ オ ヨム
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注記
『月刊体育施設』の掲載論考 (1985年8月-2003年3月) に補筆・訂正を加えたもの
引用図書一覧: p240-241
内容説明・目次
内容説明
「スポーツ評論」はたんなる「スポーツ解説」ではない。確たる思想・哲学に裏打ちされた評論活動こそがいま、スポーツ文化の領域で待ち望まれている。こんにちのスポーツ文化が抑圧・隠蔽したものはなにか。新しいスポーツ評論をめざす序奏(助走)の書。
目次
- 『食卓歓談集』—イストミア競技会の「葉冠」論議
- 『ユートピア』—16世紀初頭の賭けだらけの「テニス」批判
- 『パンセ』(瞑想録)上巻—「考える葦」の「気晴らし」論
- 『教養と無秩序』—ラグビー校と筋骨たくましいキリスト教徒
- 『女性の解放』—女性のスポーツ参加への道
- 『この人を見よ』—「遊戯三昧」のすすめ
- 『子供たちの大正時代』“田舎町の生活誌”—産業とともに変化する子どもたちの遊び
- 『昨日の世界』—1920年代は女性のスポーツ参加の時代
- 『夜と霧』“ドイツ強制収容所の体験記録”—アウシュヴィッツの運動会
- 『夜』—「死」と隣り合わせのランニング
- 『余計者の告白』上・下—スポーツ万能の共産主義者
- 『ことばが劈かれるとき』—自他の境界がなくなる体験
「BOOKデータベース」 より