走りすぎた馬 : 魔術師シフティ・シリーズ2
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走りすぎた馬 : 魔術師シフティ・シリーズ2
(扶桑社ミステリー)
扶桑社, 1988.12
- タイトル読み
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ハシリスギタ ウマ
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内容説明・目次
内容説明
マジシャンのルー・アンダースンは大の競馬ファンだが、最近ツキに見放されていた。自宅で商売道具の指を骨折したのが始まりで、競馬でも三十四連敗。ついに貯金が底をついた。仕方なくデパートで売子のアルバイトをするが、売場で万引の疑いをかけられた女性をかばったためにそこも首。だが、ルーはその女性アリソン・ミードに惹かれた。アリソンは人妻だが、画廊を経営する夫との仲は冷えきっていた。つきあいが深まるとルーは驚くべきことを知った。彼女は勝ち馬を当てる超能力の持ち主なのだ。同じ頃急に金まわりがよくなったルーの“馬友だち”チェンバースが何者かに襲われた。この男、以前は画家だったが競馬で身をもちくずした典型的な競馬狂。ところが彼の女友だちが殺され、ルーにも脅迫の電話が…。すってもすっても懲りない面々が織りなす傑作競馬ミステリー。
「BOOKデータベース」 より