北の木と語る
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北の木と語る
北海道新聞社, 2003.3
- タイトル読み
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キタ ノ キ ト カタル
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注記
写真:本田匡
参考文献: p126
内容説明・目次
内容説明
道産の木々がどのように生まれ、育ち、そして使われているのか。北海道を代表する、ナラ、カバ、カツラ、エゾマツなど12種類の木の一生を、その木と関わる人たちを通して紹介しました。山深い森の中、雪の中の伐採現場、製材加工する木材会社、家具メーカーの工房、楽器のトップメーカー、木工作家、樽桶づくり職人、能面師、道産材で作られたテーブルを自宅のダイニングで使っている人など、道内だけでなく本州方面や海外にも足をのばしてお話をうかがい、木々や作品とはじっくりと対峙しました。
目次
- ナラ—武骨で繊細。数ある広葉樹のなかでも一目置かれる、森のなかでの存在感
- カツラ—英語でも“Katsura”ハート型の葉っぱがかわいい、香り出る日本固有の木
- カバ—ぱっと見は、みんな似ているけれど、それぞれの個性があふれるカバの兄弟たち
- カラマツ—ねじれや狂いが多いといわれるけれど、実は強くて木目が美しい可能性をいっぱい秘めた材
- タモ—まっすぐで堅くて加工しやすいヤチダモ。粘っこくて強いアオダモ。特長のある木質が生かされて、材として大活躍中
- ブナ—豊かな水を湛える森と白っぽい木目が、癒しの世界をイメージさせる
- シナ—目立たない透かしのような木目から、楚々とした謙虚な雰囲気が立ちのぼる
- トドマツ—建築材やパルプなど、大量に使われてきた、北海道にはなくてはならない木
- セン—いかつい樹皮に、天狗の葉うちわ。森のなかで自己主張する、個性たっぷりの容姿
- イタヤカエデ—光沢のある幻想的な雰囲気が放たれる木肌。中身は、デリケートだけど打たれ強い働き者〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より