母音の川
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母音の川
思潮社, 2002.6
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ボイン ノ カワ
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付属資料:1枚
Description and Table of Contents
Description
わたしは自分の性器のなぜ濡れるかを知らない、と著者は詩集の第1行目を書きはじめる。性器からはじまって、乳房、眼、唇、指、脚、尻、そして陰毛を描きながら、官能が見事に官能を超える。稲葉真弓の作家の知性と詩人の感性が、女性の身体性の奥に潜む蠢きを大胆に剔抉する。
Table of Contents
- だれもいないのに鳴っている
- 野原でわたしは幸福だった
- わたしも丘を持っている
- そっと階段をおりてみた
- 目の歳月
- 青い川を探しに行く
- だれにもあげない
- ゆるやかにはさんでみた
- 蜜の上で眠っていた
- 涼しい場所が欲しかった〔ほか〕
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