死の骨董 : 青山二郎と小林秀雄
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死の骨董 : 青山二郎と小林秀雄
(以文叢書, 7)
以文社, 2003.4
- タイトル読み
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シ ノ コットウ : アオヤマ ジロウ ト コバヤシ ヒデオ
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注記
第6回三田文学新人賞受賞作を中心に、1998年から99年に『三田文学』誌上に発表したものを加筆訂正しまとめたもの
内容説明・目次
内容説明
骨董をめぐる青山二郎と小林秀雄の確執をはじめて本格的に論じ、第6回三田文学新人賞を受賞した労作。小林秀雄の“批評の誕生”の現場に迫る鋭い論考。
目次
- 第1章 お伽ばなしの王様—青山二郎からはじまる(美意識の球体からの脱出;骨董、あるいは「物質に対する情熱」;李朝陶磁をめぐる遡行 ほか)
- 第2章 霊の戦—大戦下、小林秀雄の地獄の季節(『戦争と平和』—海と溶け合ふ太陽;『当麻』—架空のオペラ;『「ガリア戦記」』—祖先ゴオル人達 ほか)
- 第3章 死の骨董—小林秀雄はなぜ青山二郎と訣別したか(骨董論の痼り;死の物質化としての骨董;死のヴィジョン ほか)
「BOOKデータベース」 より