書誌事項

少年事件 : 暴力の深層

西山明編

(ちくま文庫)

筑摩書房, 2003.5

タイトル別名

少年漂流記

タイトル読み

ショウネン ジケン : ボウリョク ノ シンソウ

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注記

「少年漂流記」(共同通信社 1998年刊)の改題

内容説明・目次

内容説明

「人でも殺しに行くか」と、通りがかりの主婦をめった刺しにした少年。拳銃欲しさに警官をバタフライナイフで襲い、「お巡りさんは拳銃の付録のようだった」と言う少年。そして、家庭内暴力の果てに父親に“金属バット”で殴り殺されたあの少年。家庭内から「外へ」向き始めた少年の暴力の裏側には何があるのか。丁寧な取材によって少年の心に肉迫する。

目次

  • 第1章 果てない殺人願望—主婦襲撃事件(人でも殺しに行くか;なぜ死なないのか ほか)
  • 第2章 失敗からの助走—警官襲撃事件・浮浪者襲撃事件(暗闇のサバイバルゲーム;もう一人の自分 ほか)
  • 第3章 父に砕かれたいのち—金属バット殺人事件(分刻みの時間に支配され;「お父さん」と「テメエ」の間で ほか)
  • 第4章 死にたいくらい悲しいのに—もう一つの家庭内暴力(お前たちの責任だ;漫画の世界に入りたい ほか)
  • 第5章 家族の罠—少年事件への視角(育てることがおざなりに—家裁調査官・寺尾絢彦氏;階層社会に敏感な親たち—精神科医・斎藤学氏(家族機能研究所代表) ほか)

「BOOKデータベース」 より

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