生きているユダ : ゾルゲ事件--その戦後への証言
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生きているユダ : ゾルゲ事件--その戦後への証言
(角川文庫, 12902)
角川書店, 2003.4
- タイトル読み
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イキテイル ユダ : ゾルゲ ジケン ソノ センゴ エノ ショウゲン
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注記
『生きているユダ』(1976.10 角川文庫)を復刊したもの
肖像あり
内容説明・目次
内容説明
第二次世界大戦下の一九四一年、新聞記者日本特派員リヒアルト・ゾルゲと元近衛内閣嘱託尾崎秀実らがコミンテルンの指令によりスパイ活動を行ったとして逮捕、四四年に処刑された。世にいう「ゾルゲ事件」である。しかし、彼らは恥ずべき売国奴だったのか。戦争とファシズムの嵐に抗して、真の世界平和実現を目指した勇気ある「志士」たちではなかったのか—。事件発覚の陰には、同志を売った「ユダ」の姿が見え隠れする。迫りくる偏見や苦難を超え、ゾルゲ事件の謎に、秀実の実弟が挑んだ恩讐のドキュメント。
目次
- きざまれた過去
- 昏い太陽
- 疑惑の影
- 描かれた波紋
- 奇怪な日々
- 父の死
- 心の底から憎むことを
- それから
「BOOKデータベース」 より