刑務官
著者
書誌事項
刑務官
(新潮文庫, さ-51-1)
新潮社, 2003.6
- タイトル別名
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元刑務官が語る刑務所
- タイトル読み
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ケイムカン
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注記
「元刑務官が語る刑務所」(三一書房 平成9年刊)の改題
巻末: 主要参考文献
内容説明・目次
内容説明
私は一九六七年、大阪刑務所の看守になった、祖父、父に続き三代目の刑務官であった—。官舎で育ち、以来半世紀、全国の獄を回った著者だからこそ書ける、生々しい内側。死刑執行に立会い、所内殺人を目の当たりにし、ある日には脱獄者を追う。一方で受刑者の酷い処遇、服務違反を目撃。なぜ獄中での不審死が相次ぐのかにいたるまで、その闇を鋭く告発する。
目次
- 第1部 死刑(死刑執行;死刑と向き合った男たち)
- 第2部 刑務所内の重大事件(殺人;恐ろしい新入苛め ほか)
- 第3部 平成監獄事情(日本の監獄の特質;刑務官 ほか)
- 第4部 「階級社会」のはざまで(女子刑務所;認められなかった過労死 ほか)
- 第5部 名古屋刑務所刑務官暴行事件と刑務所改革(最新刑務所事情;一石を投じた現職看守部長 ほか)
「BOOKデータベース」 より