美と知に目覚めた女性たち
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美と知に目覚めた女性たち
(天山文庫)
天山出版 , 大陸書房(発売), c1990
- タイトル読み
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ビ ト チ ニ メザメタ ジョセイタチ
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内容説明・目次
内容説明
本書には、知と美に生きた7人の女性たちの姿が収められており、先人としての彼女たちの人間としての生き方、また、女性としての闘いぶりに現代でもなお学ぶことが多い。阿国歌舞伎の創始者・出雲阿国、京島原の吉野太夫、生涯を女子教育につくした下田歌子、津田英学塾の津田梅子、官能の美と情熱を謳った与謝野晶子、大逆事件で犠牲となった管野須賀子、歌人および社会事業家でもあった九条武子らを、一流女性執筆陣が描く好著。
目次
- 出雲阿国—桃山時代の“翔んでる女”かぶき芝居の始租(安西篤子)
- 吉野太夫—才気と教養で京の廊の名を高めた島原の遊女(宮尾登美子)
- 下田歌子—“明治”を純粋に生きた稀有な女性教育者(角田房子)
- 津田梅子—男性と対等の力がもてる夢を与えた最初の女性(大庭みな子)
- 与謝野晶子—人間の官能解放を謳いあげた天成の歌人(円地文子)
- 管野須賀子—“価値ある死”を選んだ革命の女性先駆者(田中阿里子)
- 九条武子—運命の枠からはみ出せなかった薄幸の麗人(澤地久枝)
- 解説にかえて—女性伝、佳人伝の先駆者、長谷川時雨の場合(尾崎秀樹)
「BOOKデータベース」 より