ラブリー・ボーン
著者
書誌事項
ラブリー・ボーン
アーティストハウスパブリッシャーズ , 角川書店, 2003.5
- タイトル別名
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The lovely bones
- タイトル読み
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ラブリー ボーン
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内容説明・目次
内容説明
ある冬の日、少女は殺された。けれど、少女は天国から愛する家族を見守りつづける。「みんなのこと大好きだから、ずっとそばにいるから、だから…」。いつもと変わらぬ学校からの帰り道、家に帰れば大好きな家族が待っているはずだった。けれど近道をするために通ったトウモロコシ畑で悲劇は起こった。近所に住む男に、14歳の少女スージーはレイプされ、殺されてしまったのだ。愛する娘の死に、家族は静かに崩壊していく。父親は犯人を追うことだけに人生を費やし、娘を守ることができなかった罪の意識から母親は家を出ていってしまう。妹と幼い弟は、姉の“影”を感じ、自分の存在に不安を募らせる。そのすべてをスージーは天国から見守り、けっして聞こえることのない声を愛する家族にかけつづけていた。「わたしの死をひきずらないで。ただ忘れないでほしいだけなの…」。家族の崩壊と再生、そして永遠に消えることのない愛を描き、全世界からかつてない熱狂で迎え入れられた、250万部突破の驚異のデビュー小説。
「BOOKデータベース」 より