風の海迷宮の岸
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風の海迷宮の岸
(講談社X文庫, White heart . 十二国記 / 小野不由美[著]||ジュウニコクキ)
講談社, 1993.3
- 上
- 下
- タイトル読み
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カゼ ノ ウミ メイキュウ ノ キシ
大学図書館所蔵 件 / 全46件
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上913.6/O675/2a(1)0366984,
下913.6/O675/2a(2)0366985, 上913.6/O675/2a(1)ア0379823, 下913.6/O675/2a(2)ア0379824 -
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内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784062551144
内容説明
麒麟は王を選び、王にお仕えする神獣。金の果実として蓬山の木に実り、親はいない。かわりに、女怪はその実が孵る日までの十月を、かたときも離れず、守りつづけるはずだった。しかし、大地が鳴り、大気が歪む蝕が起きたとき、金の実は流されてしまった。それから十年。探しあてた実は、蓬莱で“人”として生まれ育っていた。戴国の王を選ぶため連れ戻されたが、麒麟に姿を変える術さえ持たぬ泰麒—。幼ない少年の葛藤が始まる。
- 巻冊次
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下 ISBN 9784062551205
内容説明
とてつもない妖と対峙した泰麒は、身動もせず、その双眸を睨み続けた。長い時間が過ぎ、やがて発した言葉は「使令に下れ」。異界へ連れてこられても、転変もできず、使令も持たなかった泰麒は、このとき、まさに己れが「麒麟」であることを悟った。しかし、この方こそ私がお仕えする「ただひとり」の王と信じる驍宗を前に、泰麒には未だ、天啓はないまま。ついに、幼い神獣が王を選ぶ—。故郷を動かす決断の瞬間が来た。
「BOOKデータベース」 より