養護教諭成立史の研究 : 養護教諭とは何かを求めて
著者
書誌事項
養護教諭成立史の研究 : 養護教諭とは何かを求めて
大修館書店, 2003.6
- タイトル読み
-
ヨウゴ キョウユ セイリツシ ノ ケンキュウ : ヨウゴ キョウユ トワ ナニカ オ モトメテ
大学図書館所蔵 全150件
  青森
  岩手
  宮城
  秋田
  山形
  福島
  茨城
  栃木
  群馬
  埼玉
  千葉
  東京
  神奈川
  新潟
  富山
  石川
  福井
  山梨
  長野
  岐阜
  静岡
  愛知
  三重
  滋賀
  京都
  大阪
  兵庫
  奈良
  和歌山
  鳥取
  島根
  岡山
  広島
  山口
  徳島
  香川
  愛媛
  高知
  福岡
  佐賀
  長崎
  熊本
  大分
  宮崎
  鹿児島
  沖縄
  韓国
  中国
  タイ
  イギリス
  ドイツ
  スイス
  フランス
  ベルギー
  オランダ
  スウェーデン
  ノルウェー
  アメリカ
この図書・雑誌をさがす
注記
『健康教室』の連載 (1992年4月号-1993年3月号) をまとめたもの
関連事項年表 / 井土晶子作成: p210-217
内容説明・目次
内容説明
本書は、明治38年に初めて岐阜県下の2つの小学校に看護婦が雇い入れられてから、昭和16年に「養護訓導」が職制化されるまでの“養護教諭の成立史”である。「養護教諭」は当初、その存在意義が広く認められることはなく、いくつかの自治体が独自に雇用する形にすぎなかった。ようやく定着するに至っても、自治体の財政状況によっては廃止されたり、「半減案」や「巡回制構想」に脅かされたりしてきたが、学校看護婦自身の実践的努力と、それを熱烈に支援した学者、行政担当者、学校医の理論活動とが相俟って、社会的に承認され制度的確立が遂げられていったのである。その苦闘の過程は、史実として興味深いだけでなく、養護教諭という存在の意味を再認識するよい機会となる。
目次
- プロローグ 「第一回大都市連合教育会」と山口正の「学校看護婦」構想
- 第1章 「一校一名専任駐在制」学校看護婦
- 第2章 「常勤助手」構想と「学校内治療」看護婦
- 第3章 山田永俊と岐阜県における学校看護婦
- 第4章 “学校衛生革新論”のなかの学校看護婦
- 第5章 学校衛生の“再興”とその教育論的基盤
- 第6章 日本赤十字社の学校看護婦派遣事業
- 第7章 大阪市学校衛生婦と“半減”問題
- 第8章 『衛生日誌』にみる学校看護婦
- 第9章 戦時体制下の『衛生日誌』と学校看護婦
- 第10章 「養護訓導」職制の成立
- エピローグ 歴史に学び、未来を拓く
「BOOKデータベース」 より