エリザベート : ハプスブルク家最後の皇女
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エリザベート : ハプスブルク家最後の皇女
(文春文庫, [つ-9-3]-[つ-9-4])
文藝春秋, 2003.6
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エリザベート : ハプスブルクケ サイゴ ノ コウジョ
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注記
下: 参考文献一覧: p353-359
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784167574031
内容説明
老皇帝フランツ・ヨーゼフを祖父に、男爵令嬢と心中した皇太子ルドルフを父に、運命の子として生まれたエリザベート。初恋の相手との結婚は破綻し、第一次世界大戦で名門ハプスブルク家も崩壊する。戦後、社民党のリーダーと運命的に出会い結婚。「赤い皇女」として注目されるが、ナチスの台頭に祖国は存亡の危機を迎える。
目次
- 第1部 春愁—花ひらくウィーンの森(世紀末の皇太子心中事件;ドイツ民族主義との戦い;孤独な少女;皇帝の溺愛;祖母暗殺の悲報 ほか)
- 第2部 青夏—波しぶくアドリア海(海軍士官レルヒとの悲恋;皇帝死す;ハプスブルク家の崩壊;皇女の離婚裁判;ペツネックとの出会い ほか)
- 巻冊次
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下 ISBN 9784167574048
内容説明
一九三八年、ドイツ軍はついにオーストリアに侵攻。ナチスに蹂躙され、レジスタンス運動に参加を決意するエリザベートは、息つく暇もなく、スターリンの嵐に翻弄される。「中欧」の三姉妹都市、ウィーン、プラハ、ブダペストの動乱と悲劇を浮かび上がらせた二十世紀の一大叙事詩が完結する。
目次
- 第3部 晩秋—激流のドナウ河(ドイツ軍ウィーン占領;喪服の抗議;フロイト亡命;チェコスロヴァキア崩壊;第二次大戦へ—子供の死 ほか)
- 第4部 厳冬—木枯し吹くブダペスト(正式の結婚届;ドイツ分断;「第三の男」;オーストリア中立構想;国家条約合意 ほか)
「BOOKデータベース」 より