火花 : 北条民雄の生涯
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火花 : 北条民雄の生涯
(角川文庫, 12980)
角川書店, 2003.6
- タイトル読み
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ヒバナ : ホウジョウ タミオ ノ ショウガイ
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注記
主要参考文献: p385-386
関連略年譜: p387-397
内容説明・目次
内容説明
昭和十一年一月、二・二六事件前夜の東京で、『文学界』からひとりの天才作家が生まれた。ペンネーム以外は謎に包まれたその作家の名は、北条民雄。まだ二十一歳の青年だった。ハンセン病を病みながら文学の道を志し、川端康成に見出されて傑作「いのちの初夜」を残した民雄は、いかに生きて、いかに死んだのか。差別と病魔との闘いのなか、強烈な個性と自我に苦悩し、二十三歳で夭逝した民雄の絶望と愛、生の輝きを克明に綴る感動の長篇。大宅壮一ノンフィクション賞、講談社ノンフィクション賞受賞作。
目次
- 序章 ある回想
- 第1章 まぼろしの故郷
- 第2章 破婚
- 第3章 全生病院
- 第4章 わが師、川端康成
- 第5章 作家誕生
- 第6章 生きいそぐ青春
- 第7章 いのちの初夜
- 第8章 放浪と死と
- 第9章 転生の秋
- 第10章 遙かなる帰郷
- 第11章 二十三歳で死す
- 終章 ふたたびの回想
「BOOKデータベース」 より