神祭
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神祭
（角川文庫, 12983）
角川書店, 2003.6
- タイトル読み
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ジンサイ
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収録内容
- 神祭
- 火鳥
- 隠れ山
- 紙の町
- 祭りの記憶
内容説明・目次
内容説明
土佐の山に囲まれた盆地に、ひっそり佇む嬉才野村。村の家々では、かつて盛大な「神祭」が行われていた。それは、氏神様に一年の収穫を感謝する祭りであり、遠方からの親戚縁者が集い、村が賑わう日でもあった。村に住む老女・由喜の脳裏に甦った、四十年前の「神祭」の奇妙な記憶とは…。ある盆の日、山中に忽然と消えた公務員・定一。山に隠れて、あることないことを吹聴し、村人を嘲弄し始めた。定一は神隠しにあったのか、それとも死んでしまっているのか…。嬉才野村を舞台に、神秘と幻想美あふれる土俗世界を描いた、珠玉の短編小説集。
「BOOKデータベース」 より