入江泰吉万葉花さんぽ
著者
書誌事項
入江泰吉万葉花さんぽ
(小学館文庫)
小学館, 2003.5
- タイトル別名
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万葉花さんぽ
- タイトル読み
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イリエ タイキチ マンヨウ ハナ サンポ
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注記
収載作品の解説: p204-219
内容説明・目次
内容説明
大和の花と風景を愛した写真家・入江泰吉と、万葉集の権威・中西進。両者の世界が共鳴して生まれた万葉の花をめぐる新たな魅力。奈良大和を愛し、半世紀近く撮り続けた入江泰吉は、『万葉集』を学ぶことで古代の人人と花との深い関わりを知り、その美しさを再発見して「花は究極の美」と考えるようになった。以来、晩年まで大和の山野を隅々まで歩き回り、楚々と咲く万葉の花を撮り続けたのである。彼がファインダー越しに捉えようとした万葉びとの心に、日本文化の碩学・中西進のエッセイで迫る写文集。
目次
- 萌え出づる春(春の訪れ;馬酔木の大和;春の花—梅と桜;斑鳩の春;水と女)
- 夏野ゆく(夏の花;紫草;剣の池の蓮葉)
- 入江泰吉エッセイ(万葉の花を訪ねて;万葉大和路)
- 秋立ちぬ(萩のふるさと;高円の秋;秋の花;もみじ)
- 冬ごもり(冬の花;吉隠陵;つらつら椿;春のあし音)
- 花のいのちを捉える入江作品
「BOOKデータベース」 より