台湾の近代と日本
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台湾の近代と日本
(社研叢書 / 中京大学社会科学研究所編, 13)
中京大学社会科学研究所, 2003.3
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タイワン ノ キンダイ ト ニホン
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Note
第2回国際シンポジューム「台湾の近代と日本」 (中京大学社会科学研究所主催, 2002.10.26-27) の研究報告を纏めたもの
内容: 発刊にあたって(檜山幸夫), 第一章: 現状と課題(「日本における台湾史研究の現状と課題」, 「台湾史研究の現状と課題」), 第二章: 東アジア世界における日本と台湾(「日本の台湾領有後の東アジア海洋世界の再編」-「台湾引揚と戦後日本人の台湾観」), 第三章: 日本統治下における台湾社会の変容(「台湾窮民の生活と社会事業」-「戦時下台湾のメディアにおける使用言語の問題」), 第四章: 近代の日本と台湾における宗教(「植民地期台湾における曹洞宗の教育事業とその限界」-「台湾の忠烈祠と日本の護国神社・靖国神社の比較」), 第五章: 国際化時代における史料のデジタル化とネットワーク化の問題点(「アジア歴史資料センターにおける電子情報化の現状」-「台湾史史料の共有化への模索」), 附録(第2回国際シンポジューム「台湾の近代と日本」のプログラム, 第2回台湾総督府文書学研修会講義日程表), 執筆者紹介
編集代表: 檜山幸夫
参考文献あり
Contents of Works
- 日本における台湾史研究の現状と課題 / 檜山幸夫 [執筆]
- 台湾史研究の現状と課題 / 劉翠溶 [執筆] ; 張勤訳
- 日本の台湾領有後の東アジア海洋世界の再編 / 古川浩司 [執筆]
- 一九〇五年臨時台湾戸口調査と「内地人」の視線 / 冨田哲 [執筆]
- 台湾引揚と戦後日本人の台湾観 / 加藤聖文 [執筆]
- 台湾窮民の生活と社会事業 : 台湾における一九二〇年代~一九三〇年代「社会調査」からの一考察 / 大友昌子 [執筆]
- 台湾原住民の法的位置からみた原住民政策の展開 : 植民地統治初期を中心に / 松田京子 [執筆]
- 台湾総督府編纂公学校用教科書を通してみた国民意識の形成 / 中田敏夫 [執筆]
- 戦時下台湾のメディアにおける使用言語の問題 / 何義麟 [執筆]
- 植民地期台湾における曹洞宗の教育事業とその限界 : 宗立学校移転と普通教育化の示すもの / 松金公正 [執筆]
- 台湾神社の創建と統治政策 : 祭神をめぐる問題を中心に / 本康宏史 [執筆]
- 台湾の忠烈祠と日本の護国神社・靖国神社の比較 / 蔡錦堂 [執筆]
- アジア歴史資料センターにおける電子情報化の現状 / 瀬野清水 [執筆]
- 日台交流センターにおける台湾関係史料情報の提供について / 野村英登 [執筆]
- 歴史資料としての記憶 : 歴史研究とオーラルヒストリーの採集 / 所澤潤 [執筆]
- 台湾総督府文書の目録記述論について / 東山京子 [執筆]
- 台湾総督府法院文書目録の編纂 / 王泰升 [執筆] ; 阿部由理香訳
- 台湾史をめぐる檔案史料論 : 檔案の「視線」 / 川島真 [執筆]
- 台湾史史料の共有化への模索 / 檜山幸夫 [執筆]