刑事法学の現実と展開 : 齊藤誠二先生古稀記念
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刑事法学の現実と展開 : 齊藤誠二先生古稀記念
信山社, 2003.6
- Other Title
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Aktualität und Entwicklung der Strafrechtswissenschaft : Festschrift für Seiji Saito zum 70. Geburtstag am 25. Januar 1932
- Title Transcription
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ケイジ ホウガク ノ ゲンジツ ト テンカイ : サイトウ セイジ センセイ コキ キネン
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Note
内容: 第一部: 刑事実体法(「刑法適用法における保護主義」-「生命倫理関連刑罰法規範の正統性と社会的効果」), 第二部: 刑事訴訟法等(「任意捜査と強制捜査の区別の基準」-「裁判の公開・非公開と被害者の傍聴権」, 齊藤誠二先生略歴・業績目録, ドイツ)
欧文タイトルは奥付頁による
その他の編者: 椎橋隆幸, 日高義博, 山中敬一, 船山泰範
齊藤誠二の肖像あり
齊藤誠二先生略歴: p689-692
齊藤誠二先生主要著書・論文目録: p693-718
Contents of Works
- 刑法適用法における保護主義 / 森下忠 [執筆]
- イギリス刑法における遡及処罰禁止の原則 : 判例の不利益変更の問題を中心に / 奥村正雄 [執筆]
- 有害図書規制と刑法上の問題点 : 埼玉県青少年健全育成条例違反事件を素材として / 曽根威彦 [執筆]
- 可罰的違法性と違法の統一性 / 日高義博 [執筆]
- 「危険の引受け」論再考 / 山口厚 [執筆]
- スポーツ事故における同意と危険の引受け / 須之内克彦 [執筆]
- 抽象的事実の錯誤に関する牧野説の検討 / 川端博 [執筆]
- 択一的故意と重畳的故意をめぐる刑法解釈学的諸論点 / 増田豊 [執筆]
- 治療行為と過失犯 : 薬害エイズ安部無罪判決の検討 / 斎藤信治 [執筆]
- 刑と処分の二元制論からみた高度に危険な触法精神障害犯罪者に対する刑事法上の対応について / 加藤久雄 [執筆]
- 中止未遂における減免根拠に関する一考察 / 岡本勝 [執筆]
- 共同正犯における集団犯罪の法理 : 共謀共同正犯と「正犯の背後の正犯」を中心として / 佐久間修 [執筆]
- 不作為による共犯 / 林幹人 [執筆]
- 不作為による幇助 / 山中敬一 [執筆]
- 予備罪と共犯について / 浅田和茂 [執筆]
- 身分犯の共犯について / 筑間正泰 [執筆]
- 誤振込と財産犯 : ドイツの判例を素材にして / 松宮孝明 [執筆]
- 近年の不法領得の意思論 / 斉藤豊治 [執筆]
- 医療刑事問題の先端と底辺 / 米田泰邦 [執筆]
- 遺伝子治療、ヒト・クローン技術、日本法 : 「生命倫理と法」の日本的展開 / 町野朔 [執筆]
- 生命倫理関連刑罰法規範の正統性と社会的効果 : 臓器売買罪・同斡旋罪、ヒト・クローニング罪等の法益を手掛に / 伊東研祐 [執筆]
- 任意捜査と強制捜査の区別の基準 / 椎橋隆幸 [執筆]
- 被勾留者の単独収容の原則について : ドイツにおける問題状況 / 福井厚 [執筆]
- 陪審法の理念と大正陪審法の意義 / 阪村幸男 [執筆]
- 被害者関係的刑罰論の在り方と修復的司法の可能性 / 高橋則夫 [執筆]
- 修復的司法に対する批判と我が国での採用可能性 / 藤本哲也 [執筆]
- 刑事法の任務 : 刑事司法における行為者--被害者--仲介・和解 / 吉田敏雄 [執筆]
- 少年の責任と少年法 / 船山泰範 [執筆]
- ドイツの少年裁判所法等の改正を巡る最近の動向 / 比嘉康光 [執筆]
- 犯罪現象の二重性と暗数概念 / 吉岡一男 [執筆]
- 裁判の公開・非公開と被害者の傍聴権 / 渥美東洋 [執筆]
- Adäquanz und objektive Zurechnung beim nachträglichen Fehlverhalten Dritter / Claus Roxin [執筆]
- Was schützt das Strafrecht : Rechtsgüter oder Normgelung? / Gunther Jakobs [執筆]
- Zum gegenwärtigen Stand der Lehre von der Strafrechtsschuld / Bernd Schunemann [執筆]
- Die Patientenverfügung-Ein neuer Weg zu Verbesserung der Patienten-Arztbeziehung / Hans-Ludwig Schreiber [執筆]
Description and Table of Contents
Description
国内外の第一線で活躍する刑事法学者35名の論稿が揃い、さまざまな角度から今後の刑事法学の展開を探る。ドイツよりロクシン教授をはじめとする4名が国境を越え寄稿。
Table of Contents
- 第1部 刑事実体法(刑法適用法における保護主義;イギリス刑法における遡及処罰禁止の原則—判例の不利益変更の問題を中心に;有害図書規制と刑法上の問題点—埼玉県青少年健全育成条例違反事件を素材として ほか)
- 第2部 刑事訴訟法等(任意捜査と強制捜査の区別の基準;被勾留者の単独収容の原則について—ドイツにおける問題状況;陪審法の理念と大正陪審法の意義 ほか)
- ドイツ(第三者の事後の有責な行為があった場合の相当性と客観的な帰属;刑法はなにを保護するのか—法益なのか、それとも、規範の妥当性なのか;刑事責任論の現況をめぐって ほか)
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