精神分析とブリーフセラピー : 時間への疑問と挑戦
著者
書誌事項
精神分析とブリーフセラピー : 時間への疑問と挑戦
川島書店, 2003.6
- タイトル別名
-
A question of time : essentials of brief dynamic psychotherapy
- タイトル読み
-
セイシン ブンセキ ト ブリーフ セラピー : ジカン エノ ギモン ト チョウセン
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注記
原著 (H. Karmac Books, c1995) の全訳
参考文献・引用文献: p127-152
内容説明・目次
内容説明
本書は、精神分析の視点によるブリーフセラピーの概説書である。ロンドンのタヴィストック・クリニックにおいてマランの指導を受けた著者が、その基本的な考え方を簡潔な理論化と臨床事例の紹介により解説していく。週1回約3〜40セッションで終結を考える臨床技法は、まさに日本の心理臨床事情にフィットしている。セラピスト、カウンセラーの現任者はもとより、学生をはじめ、これから精神分析を学ぼうとする人への基本の書。
目次
- 第1章 生活のなかの時間と心理療法のなかでの時間(時間概念の形成と時間感覚;時間感覚はいかにして発達するか ほか)
- 第2章 ブリーフ・ダイナミック・サイコセラピー(精神分析的なセラピーには何が必要なのか;境界と治療的空間 ほか)
- 第3章 破壊的怒り、癒しの怒り、分離への衝動(概観;破壊的怒りとは何か ほか)
- 第4章 最終目標と中間目標、当面の目標—ブリーフ・ダイナミック・サイコセラピーとその他の分析的サイコセラピーの目標設定(セラピストの中立性;完全ということ:神経症的ゴールあるいは目指すべき理想 ほか)
「BOOKデータベース」 より