通貨外交 : 財務官の1300日
著者
書誌事項
通貨外交 : 財務官の1300日
東洋経済新報社, 2003.7
- タイトル別名
-
通貨外交 : 財務官の一三〇〇日
- タイトル読み
-
ツウカ ガイコウ : ザイムカン ノ 1300ニチ
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内容説明・目次
内容説明
20世紀末のITバブル崩壊後、成長のエンジンを失った世界経済は、グローバル・デフレ突入を目前にしている。そうした中で、円高・株安に苦しむ日本の通貨当局は、どのような為替政策をとり、先進各国と経済政策の話し合いを重ねてきたのか。1997年のアジア通貨危機を教訓として強化されたアジア金融協力は、どこまで進展しているのか。日本の通貨外交の最前線に立ってきた著者が、世界経済の中の「円のいま」を明らかにする。
目次
- 序章 円とグローバル・エコノミー 円の国際化こそ究極の為替政策
- 第1章 束の間の明るさをもたらしたIT革命—1999年7月の財務官就任から2000年1月の東京G7まで
- 第2章 グローバリゼーションとどう向き合うか 国際金融システムの課題—2000年1月から2000年9月のプラハG7まで
- 第3章 進展するASEAN+3の協力体制—2000年9月から2001年4月のワシントンG7まで
- 第4章 アジア共通通貨への道—2001年4月から2001年10月のワシントンG7まで
- 第5章 円安局面の到来—2001年10月から2002年2月のオタワG7まで
- 第6章 不安定化するドル円レート、日米株価—2002年2月から2002年4月のワシントンG7まで
- 第7章 鮮明化した世界経済の変調—2002年4月から2002年9月のワシントンG7まで
- 第8章 グローバル・デフレへの懸念—2002年9月から2003年1月の財務官退官まで
「BOOKデータベース」 より